ごあいさつ

令和4年4月1日付で院長に就任いたしました。
私は1986年に北海道大学医学部を卒業後、旧第二外科(現在の消化器外科Ⅱおよび循環器・呼吸器外科)に入局し外科学を幅広く学んだのち、1994年に当院に赴任しました。呼吸器外科を専門としていますが、特にこの1年は特命副院長(感染制御担当)として新型コロナウイルス感染症診療チームに加わり、患者受け入れから入院治療まであたってきました。
このパンデミックのなか、国立函館病院職員はワクチン投与初期の安全性調査や追加接種(3回目接種)の免疫持続性調査にも参加しつつ、函館市民の皆様に55,000回を超えるワクチン接種を行ってきています。
当院は、病める人とそこにかかわるすべての人々の幸福に貢献することを使命としています。そのために、職員一同は研修、臨床研究などを通じて常に医療の質および安全性の向上を追求し意識を高めていき、働きやすい職場に変えていくことで、患者さんのニーズに答えていきたいと思います。
大原正範特別院長と二人体制で、引き続き地域医療に貢献できるよう努力していきますのでご支援を宜しくお願いいたします。