ごあいさつ
令和6年4月1日付で病院長を拝命致しました。15年間、北海道を離れておりましたが、久方ぶりに生まれ故郷に戻り重責を担うこととなり、改めて気を引き締めております。
当院は昭和53年4月に旧国立函館病院と旧国立函館療養所が統合して発足し、平成15年7月には国立療養所北海道第一病院(七飯町)と統合され、循環器病の基幹施設、呼吸器疾患・がんの専門医療施設としての機能を付与されました。平成16年4月には独立行政法人に移行し、国立病院機構函館病院として再出発いたしました。令和2年9月には、国立病院機構八雲病院(八雲町)の重症心身障がい児(者)の機能の一部を移転しています。
時の流れと共に、当院が担う使命も少しずつ変遷していますが、社会正義に基づき、患者さんの自立性と福利を尊重・優先する医療プロフェッショナルとして、良質で安全な医療を、より多くの方々に、持続可能な形でお届けするという、病院の基本的な理念を実現すべく、日々研鑽に努めて参ります。
また、国立病院機構の使命として、質の高い臨床研究や教育研修を推進するとともに、発足から現在に至るまでの歴史を踏まえ、重症心身障がい児(者)医療、特定感染症医療、災害医療、へき地医療に取り組み、函館市と南渡島2次医療圏の医療に貢献して参ります。
当院の理念と使命の実現に向けて、誠心誠意、努力して参ります。ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
1978年 | 北海道函館中部高等学校 卒業 |
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1984年 | 北海道大学医学部医学科 卒業 |
1988年 | 北海道大学大学院医学研究科 卒業 |
1989-1991年 | Paris第12大学Henri-Mondor病院心臓外科 |
2008年~ | 北海道大学病院循環器外科 准教授・診療教授 |
2009年2月~ | 浜松医科大学外科学第一講座 教授 |
2024年2月~ | 国立病院機構 函館病院 特命副院長 |
2024年4月~ | 現職 |
- 3学会構成心臓血管外科専門医認定機構代表幹事
- 日本心臓血管外科学会監事、第54回学術総会会長(2024年)
- 日本血管外科学会副理事長
- 日本胸部外科学会理事
- 日本ステントグラフト実施基準管理委員会 監事
- 北海道大学客員教授
- 浜松医科大学名誉教授