八雲病院の機能移転が完了しました

2020.9.1

独立行政法人国立病院機構

八雲病院の機能移転が完了しました

当機構では、このたび、八雲病院（北海道二海郡八雲町）の医療機能の北海道医療センター（同札幌市）及び函館病院（同函館市）の新病棟への移転が完了しましたので、お知らせいたします。
今回の機能移転に当たって、まずは、八雲病院への入院患者の皆様の北海道医療センター、函館病院及び帯広病院への移送について、北海道警察、近隣医療機関他の皆様の多大なる御協力をいただき、安全に実施することが出来ましたことに厚く御礼申し上げます。また、機能移転に係るその他の調整等におきましても、患者団体や地元自治体等の皆様に御理解及び御協力をいただき、心から感謝を申し上げます。
これまで、八雲病院は、筋ジストロフィーや重症心身障害といった他では必ずしも実施されていないセーフティネット分野の医療に貢献してまいりました。機能移転後の北海道医療センター及び函館病院においても、従前の地域医療への貢献に加えて、引き続き、関係自治体等とも協力しつつ、これらセーフティネット分野の医療に貢献できるよう努めてまいります。

○ 機能移転日令和２年９月１日（火）

○ 機能移転後の北海道医療センター概要

病床規模６４３床（一般４１０床、結核２１床（※1）、精神４０床、筋ジストロフィー１１６床（※2）、重症心身障害５６床）
短期入所（併設型）４床（重症心身障害病棟）

（参考）機能移転前の病床規模５００床（一般４１０床、結核５０床、精神４０床）
※1 機能移転後引き続き行われる既存病棟の改修工事完了後（令和３年度）のベッド数
※2 短期入所（空床利用型）４床を筋ジストロフィー病棟で運営予定

診療科３２診療科
内科、糖尿病・脂質代謝内科、腎臓内科、心療内科、精神科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、小児神経内科、アレルギー科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、形成外科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急科、病理診断科、歯科

（北海道医療センター外観※右側奥が新病棟）

○ 機能移転後の函館病院概要

病床規模３６５床（一般３００床、結核５床、重症心身障害６０床）短期入所（併設型）４床
（参考）機能移転前の病床規模３０５床（一般３００床、結核５床）

診療科２７診療科
内科、精神科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、消化器外科、乳腺外科、整形外科、形成外科、呼吸器外科、心臓血管外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、放射線科、リハビリテーション科、腫瘍内科、緩和ケア科、麻酔科、病理診断科、放射線治療科、皮膚科、歯科口腔外科、臨床検査科、総合診療科

（函館病院外観※手前が新病棟）