独立行政法人国立病院機構 函館病院

2019年9月15日（日）函館アリーナにて当院の加藤元嗣院長が会長を務める第13回（2019年度）日本消化管学会教育集会が開催されます。
この会は日本消化管学会の活動の一つとして、消化管の生理、病態、診断および治療に関する教育を目的に行われます。学会員の専門医や指導医の資格取得や更新の条件となっていますが、学会員だけを対象としているわけではなく、一般医師や医療関係者へ消化管疾患の最新情報を提供して、消化管学会の活動を理解してもらう目的もあります。
今回は、テーマを「新時代の消化管診療を展望する～武士社会が終焉した函館で～」として、その分野の11名のスペシャリストをお呼びし、食道癌の内科と外科の最新治療、胃癌予防としてのピロリ除菌と内視鏡スクリーニング、慢性便秘を含んだ機能性腸疾患、表在性非乳頭部十二指腸腫瘍の診断と病理、腸内細菌叢と消化管疾患との関連、大腸癌予防としてのがん検診と化学予防の6つの教育講演が企画されました。
函館市や南渡島医療圏で活躍している先生方にも、この教育講演に参加していただければ、函館市で開催した意義があります。また、参加者は500名を予定しており、函館市への経済効果も期待できます。