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独立行政法人国立病院機構 函館病院

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診療放射線科

診療放射線科からのお知らせ

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診療放射線科
当院の放射線科は診療放射線技師11名、助手1名の計12名が従事しています。 X線撮影室4室(乳腺撮影装置・断層撮影装置)、X線TV室2室、血管撮影室2室、MDCT(Multi Detector CT)室1室、MR室1室、放射線治療計画室、放射線治療室、RI(Radio Isotope)検査室からなっています。簡単に当科の検査室を紹介致します。

血管造影室 1・2

ここでは、血管内にカテーテルという細長い管を入れ、診断や治療を行います。主に、循環器科で使用しており、所要時間は診断で約30分、治療では2時間程度です。 FPD(フラットパネルディテクター)方式の装置とバイプレーンシステム(2方向同時撮影)装置です。より鮮明な画像が得られ、患者さんに圧迫感を与えない設計になっています。

血管造影室

CT撮影室

CT撮影室
16列MDCT装置です。撮影時間は短く、細かな撮影が行えます。従来から行われていた胸部、腹部等の撮影に加え、心臓、血管系の撮影も行えるようになりました。 骨格系、心臓、血管系の画像は3D(3次元立体画像)処理を行うことで、患者さんにも分かりやすい画像となっています。 また、撮影した画像はすべて、サーバーに保存され、院内のネットワークにより必要に応じ2D及び3D配信をしています。

MRI検査室

MRI検査室
1.5テスラMRI撮影装置です。磁石の力と電波を利用して全身の検査を行います。CTの弱点である骨に囲まれたところの撮影に向いています。 注意することは、心臓のペースメーカー、脳動脈瘤手術時の頭蓋内クリップ等、体内金属のある方などは検査が受けられないことがあります。 検査時間は検査内容で異なりますが、脳の検査で20分、心臓の検査は1時間程度かかります。

X線撮影室(4室あり)

主に胸部、腹部、骨など一般的な検査をするところです。 画像はCRシステムによりデジタル化され、フイルム出力の他、ネットワークにより画像を外来や病棟で画像診断することができます。

X線TV室(2室あり)

消化器科では、胃バリウム検査、大腸バリウム検査の他、電子内視鏡を使ったいろいろな検査や治療を行います。 呼吸器科では電子内視鏡を使い気管支の検査を行います。

乳腺(乳房)撮影装置

乳腺(乳房)撮影装置
乳腺(乳房)を精密に撮影する専用の装置です。撮影は、1人あたり10分から20分程度かかり、基本的に女性技師が行っていますが、業務の都合上、少々お待たせする場合や、女性技師が不在の場合がございます。予めご了承下さい。 当院は、マンモグラフィ検診施設画像認定施設で、全国でも認定施設は少なく、当院は平成18年4月にマンモグラフィの専門病院として道内で14施設目に認定されました。 また、19年7月には、函館で初めてデジタル部門で施設認定を取得しました。40歳を越えたらマンモグラフィ検診をお勧めいたします。

高エネルギー放射線治療室

高エネルギー放射線治療室
高エネルギーの放射線(X線・電子線等)を使用して、色々な方向から放射線を病巣に照射して治療する装置です。 平成22年3月より装置を更新しました。

アイソトープ検査室

放射性同位元素(ラジオアイソトープ(RI))を用いて、各臓器の形態・機能あるいは物質代謝の状態などを調べる検査を、核医学検査といいます。 シンチカメラという装置で検査するため、シンチと呼ばれたり、ラジオアイソトープの略称で、アールアイと呼ばれたりします。また、検査で得られた画像をシンチグラムと呼びます。 左図の装置は、主に脳の輪切りにした画像を作る装置です。 右図の装置は、主に骨、甲状腺、肝臓、腎臓、心筋等の検査に用いる装置です。

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