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独立行政法人国立病院機構 函館病院

循環器科からのお知らせ

アブレーション(心筋焼灼術)のご紹介-不整脈の治療法について-

2012.12.19

不整脈治療の一つ方法として、心筋カテーテルアブレーションというものがあります。

先端に金属チップの電極がついた細い管を、太股の付け根などから血管を通して心臓まで送り、不整脈の原因となる心筋の一部を焼灼する治療法です。

開胸手術に比べて患者さんの体への負担も少なく、治療が成功した場合、抗不整脈薬を服用する必要がなくなります。

※アブレーションが適応とならない不整脈もあります。 まずは、医師にご相談下さい。

検査及びアブレーション治療は概ね3時間程度ですが、不整脈の状態によっては長時間を要する場合があります。入院期間は4-7日程度で、退院後は循環器外来で継続的にフォローアップ致します。なお、アブレーション治療はまれに合併症を起こす場合もあります。

不整脈の治療をご希望の方は、一度、当院循環器科にご相談下さい。